JAZZピアニスト緑川愛のブログ

緑川愛のライブスケジュール

東京都に応募しました 2

東京都のサイトでは、私達の動画は昨日の夜すでに⑩に移動しておりました。

 

めぐちゃんが、動画密林の中に埋もれてしまっているじゃないか〜と嘆いております。

 

そうならないようにするつもりができなかった。

いろいろあったの中の一つです。

 

 

なんだかやる気になった4月の終わり、まずデコさんに連絡。

「ダメ元で、東京都に応募してみませんか?クジラさんと直子さんも誘って、、、」

すると、

「クジラも、暇だしいいって言ってるよ!」

 

やったあ!

 

そして直子さんにもメールを。

「こんな状況の中、何が出来るか考えていたところ、喜んで参加させてください。」

と返信。

 

「よし!」

ということでやる気MAX。

妙子さんにカメラマンを頼み、言い出しっぺのめぐちゃんは私達の中で一番機械に詳しいから強制参加。

 

 

しかし、まず大変だったのは東京都に動画を送るとかいう前に個人でIDを取得するということでした。

 

デコさん達は

「それって代表者の愛ちゃんが取るわけね。」

と、、、

いやいや、みんながそれぞれ自分のスマホなりパソコンから取らなければなりません。

と、東京都が言っております。

 

 

ということで、忘れもしない5月15日。

 

その日まで、ことあるごとに5月15日5月15日と連呼しておりましたら、当日9時過ぎにメールするとすでに全員早起きしてくれてました。

 

10時に受付開始先着4000名様。

って何かの抽選か!みたいな条件に、みんな緊張気味。

 

「ここ見てればいいのかなぁ」

「書くこといっぱいあるよね〜」

「大丈夫かなぁ」

 

などとメールでやりとりしているうちに10時。

 

「わあ、どこどこどこ?」

「出たよ〜」

「えーアクセスできない〜」

 

と、めぐちゃんがLINEで

「ワハハ」

 

「なにっ?」

 

「サーバー落ちちゃってるじゃん。アクセス集中しすぎたんだよ。しばらく無理かもね」

 

「マジか、、、」

 

「一回寝ますのでアクセスできるようになったら教えて〜」とデコさん。

 

「はい、おやすみください」

 

そんなこんなであっという間にお昼過ぎ。

寝ようと思っても寝られない私は何度も何度もアクセスしているうちに

 

「あっ、出来た!」

 

 

「出来たよー」とみんなに連絡すると

 

「混雑して、アクセスできなくなったお詫びに受付人数制限せずに今日の18時までは全員受付けることになったようですね。」

二度寝後のデコさん。

 

良かったあ。

 

じゃ珍しく私が最初に出来たってわけね。フフ

とホッとして、鼻歌まじりにお皿を洗っていてたものの、ふとなんか嫌な感じが、、、

 

登録の時に何度も確かめたけど、最初の方にいくつもチェック項目があって、全部「はい」にチェック入れて最後だけ「いいえ」にしたよな。したよね、、、おかしくない?

 

その最後のチェック項目の質問というのは、

「・・・・・していないですよね?」

というもので、正解はしていないんだから

「はい」

でも、私はしていないんだから自信を持って

「いいえ」

にしちゃったよ〜

 

「私も出来たよー」

とLINEくれためぐちゃんに、

「ふえーん、大変なことしちゃった」

と事の経緯を送ると、

「確かに最後の質問、わかりにくかった。愛さん英語の頭になっちゃってたわけね」

「っていうか絶対まずいよね。そこではねられちゃうかも」

もう半泣き。

 

「一応電話した方がいいよ」

 

という事で、東京都の事務局へ電話。

 

 

「今、事務局てんてこまいなんです。間違えてしまったというメールを送って、さらに一応もう一回登録し直しておくと安心かも。

あっ、でも同じアドレスからだとはねられるみたいです。」

 

あー私みたいなことしでかして連絡してる人、結構いるわけね。

 

それどこじゃない、よしじゃあiPadから登録してやる。

と思ったものの私の持っているiPadは古いお下がりなので、Wi-Fi環境がなければメールが送れない(今はスマホiPadのアドレスも入っていてスマホからiPadのアドレスでメールできますが、その頃はそんなことも知らず)さらにWi-Fiも持っていないアナログな私。

 

洗い物をほったらかして、スマホiPadを持って近所のセブンイレブンへ。

 

5月15日は真夏日でした。

ジリジリ照りつける日差しの下、セブンイレブンの向かいのブロック塀をテーブルがわりにセブンイレブンのフリーWi-Fiを繋いで必死でiPadでまた一から登録をする私。

 

で、やっぱり何度も確認して、最初のチェック項目も全部「はい」にして、少し日焼けして帰って来ました。

 

その頃には全員が無事登録完了。

私のようなミスをする者はおらず、セブンイレブンの前の道端で登録し直したぜ、とめぐちゃんに報告すると、

 

「愛さん、かっけー!」

 

もう!カッケくないよ!

 

こんなドタバタはまだまだ序の口だということを、そしてさらなる試練が降りかかってくるとは、その時はまだ誰も知らずにいたのです。

(小説風にいうと)