JAZZピアニスト緑川愛のブログ

緑川愛のライブスケジュール

東京都に応募しました 5

昨日、やっとYouTubeにフルバージョンをアップすることが出来て嬉しく思います。

 

妙子さん、めぐちゃんの苦労の末の作品です。

 

私はと言えば、何度かというより結構何度もセブンイレブンWi-Fi繋ぎに行くというくらいでした。

 

元々、編集に関しては妙な自信がありました。

 

犬友の人達が、公園でワンコ達の動画を撮ってその場で、スマホ一つでサクッとそれなりの感じでYouTubeにアップしていたので、いざとなれば私がスマホで、まあ人の三倍くらいはかかっても編集してやる!という意気込みでした。

 

 

でも結局は、妙子さんもめぐちゃんも仕事があり、更に妙子さんは入院中のお母様、めぐちゃんは長い闘病中のお父様を看病しながらの忙しい中、時間を縫って編集してくれました。

 

 

私は最初に題名と最後にみんなの名前、あとは二曲繋げて、と軽く考えていたのですが一晩で大枠を編集してくれた妙子さんが

 

「やっていくうちに途中で写真を入れたりしたくなっちゃって、その写真を探したりしてたらどんどん時間経っちゃって、、、」

 

と、やっぱり出来る人がやるとそうなりますよね。

いやいや、そんなに凝らなくても、、、

と言う私の意見は却下されることに。

 

妙子さんの大枠をめぐちゃんに引き継いだ後も、ノイズが気になるとか画面が美しくないとか気になり出したらいくらでもやりたい事は増えていくようで。

 

ただ、妙子さんとめぐちゃんのやり取りを見ていて

「アートにエールを!はテイク2です」

と妙子さんが言うので、

「えっ、テイク3じゃないの?」

と私。

「三回撮った中で、最後のが演奏は一番良かったような気がするんだけど、、、」

 

すると妙子さんが

「二番目も三番目素晴らしくて悩んだのですが、二番目にしました」

 

「えーっ⁉︎絶対三番目だと思ったんだけど、二人がそういうならいいけど、めぐちゃんどう?」

 

「ごめん、音は三番目の方が良い!」

とめぐちゃん。

 

「だよね?!」

 

「・・・あの、実は三番目の方は私の背中が入っちゃってるの」

と妙子さん。

 

「そうなの?!でも演奏のクオリティ考えたら背中くらいいいよ!」

 

「やだ、ダメダメ、画像送るけど演奏中に変なオバさんが横切るのよ〜」

と半泣きの妙子さん。

 

見ると演奏途中に真剣な姿でカメラを構える妙子さんが短い間ではあるけれど思いっきり写ってる。

 

「なんか、手作り感あって可愛いよね」

「うん、私達撮影はプロじゃないんだしワイドショーとかだってたまにスタッフ入っちゃう時あるし」

 

とめぐちゃんと私で説得しても、やだやだ、ともう本泣きの妙子さん。

 

「昔から、黒子とはよく言ったもんだと思った、私せめてあの時黒いブラウス着て行けば良かった〜、よりにもよって白いの着てっちゃって、それも光沢があるの〜うわ〜ん」

 

・・・訳がわからなくなってる。

 

「いろいろ調べたけど、私の背中完全に消すのはプロでも難しい作業だって、、どうしよう」

 

すると、めぐちゃんが

「そうだ!愛さんのスマホの方で撮った画像使うか!」

 

「・・・えっと、もう必要ないなと思って削除した覚えが、、、」

 

「何っ?!」

それまでで一番恐ろしいめぐちゃん。

 

「ちょ、ちょっと待って探してみる」

 

懸命にスマホをいじると、なんと最近削除した項目というところに残っておりました。

削除まであと二日という文字を見た時は、マジ手が震えて、、

 

「申し訳ございません。セブンイレブンまで行きますので少々お待ちを」

と、パジャマを着替え右手で傘をさし、左手にスマホを握りしめて真夜中の2時にセブンイレブンの前で画像を送ったのでした。

 

めぐちゃんの懸命な編集で妙子さんの背中はなくなりました。

 

その後、デコさんや直子さんも画像を見てみたい、そりゃそうですよね、と見てもらうと

 

「私の音程が悪いのがはっきりわかる。ごめんなさい。でも声が裸のようで辛い〜」

と直子さんから泣きが入って、

 

「直子さんの音程大丈夫ですよ。裸も素敵!」

 

と言う私の意見は軽くスルーされ、みんなでビデオの音を使うかスマホの音源を使うか、めぐちゃんのマイクから取った音を使うか何度もやり取りして。

 

なんだかんだと結局時間がかかったと言う訳です。

 

東京都の動画全貌

東京都に応募してなんとか合格して、それまでの私達のドタバタを書き続けていますが、一番楽しみにしてくれている読者はデコさんでした。

 

嬉し恥ずかし。

 

でも私達にとっては今、本当にやっと笑い話になりつつあります。

 

動画編集その後のお話も思い出として書いていきたいと思っていますが、とりあえず全貌をYouTubeにあげることが出来ましたので、ぜひご覧いただきたくよろしくお願いします!

 

https://youtu.be/YMeBDYg9NEo

 

 

東京都に応募しました 4

大騒ぎの15日の登録は仮登録で、審査を経て本登録です。

 

先着4000名様のところに16000人応募ということで、一週間から10日待ちました。

 

「本登録されなかったらプロのアーティストじゃないってことだよね〜一人だけ落ちたらやだなぁ」(by デコ)

 

「神様、仏様〜」(by 直子)

 

とかみんなで言いながら、

 

でもメンバーは次々に本登録の連絡がある中、

代表者の私は、私ってプロじゃないのかな?などと落ち込みあの日の失敗を悔み泣きそうになりながらギリギリまで待ち、企画書提出の前日の夕方に本登録の連絡を受け取るということに。

 

 

その間にも、気を確かに持つんだと、デコさんめぐちゃんに励まされ自分でも自分を励まして企画書を書いておりました。

 

 

企画書は300字以内で、という条件に学生時代以来の四苦八苦。

 

めぐちゃんに何度も添削してもらいながら企画書を仕上げ、企画書提出日には今度はWi-Fi環境の整ったファミレスに朝から出かけ四人席を陣取りドヤ顔でモーニングセットを頼んだものの食べることを忘れるほど集中して、無事提出に至りました。

 

そこから、また待つこと約一週間。

 

企画が審査を通ったお知らせメールが届き、その時はみんなで大喜び!

もう、10万円もらったら打ち上げをする話までして浮かれました。

 

それこそ、試練はこれからということも知らずに。

 

 

 

核心になりますが、

元は「上を向いて歩こう見上げてごらん夜の星をメドレー」という私の大好きなニ曲をデコさんと直子さんをイメージしてアレンジした曲でサクッとスマホで動画をとってダメ元で応募。というのが私の案でした。

 

ですが、東京都の大量の応募要項を読んだデコさんから

 

「私達のような動画に対して素人で編集とかはどうしますか?」

 

「映像プランとか立てなくて良いのですか?」

 

「アートにエールを!というのを表現するようにとあるけど、どうするのですか?」

 

 

などなど沢山の質問が届き、さすがのお気楽な私もいろいろ考えることに、、、

 

 

アートにエールを!は私達のやり方で表現するか。

と思い立ち、それから寝ても覚めても

「アートにエールを!アートにエールを!」とぶつぶつ繰り返しておりました。

 

 

休みの日の私の最大の楽しみ、銭湯に出かけても「アートにエールを!」は頭の中をぐるぐるし、薬湯に入っては「アートにエールを!」水風呂に入っては「アートにエールを!」

炭酸風呂に入ってまた「アートにエールを!」

 

たぶん口に出して言ってた変な人になりながら、何度目かの水風呂でふと

「アー」「あー?」?「ト」「と?」「に?」???

 

そうだ!

 

「アートにエールを!」をデコさんと直子さんに歌ってもらおう!

 

テレビCMのように、最初にひとフレーズ?

 

ええい、しゃらくせぇ、一曲作ってしまえ。

 

と慌てて水風呂から飛び出し戻って、化粧水もつけず髪もびしょびしょのまま五線紙と鍵盤の前で曲を作ったというわけです。

 

 

そして、動画は「アートにエールを!」と「上を向いて歩こう見上げてごらん夜の星をメドレー」の二曲で提出するつもりで妙子さんとめぐちゃんを中心に編集が始まったのです。

 

 

そして、ここからがいよいよドタバタ佳境に入る訳です(笑)

 

東京都に応募しました 3

本日は東京都のサイトではカテゴリー音楽の14にあがっておりました。

 

なんと!

めぐちゃんが嘆いていたサムネイルが、こちらから提出したものに変わってるいるではありませんか⁉︎

 

最初にアップした時はデコさんとクジラさんのマスク姿に直子さんの横顔。

「間抜けなサムネイルよね。」

とデコさん(笑)

 

動画を提出する際にも苦労が多く、最初は編集担当のめぐちゃんのパソコンから送ろうとしたものの、何故か出来ないということで、最終的にこのアナログ人間の私のスマホから送ったのでした。

 

 

その際ギガファイルがどうとか、サムネイルがどうとか私にとって生まれて初めての様々な言葉と壁を乗り越えなければならず、めぐちゃんとLINEで繋がったまま教えてもらいながら必死で送りました。

 

でもサムネイルがどうしても送れない、と半泣きになりながらスマホを操作している間にめぐちゃんが東京都に電話してくれて、メールで別に送る事になったのでした。

 

けれど、いざアップロードされた時にはそのサムネイルが忘れられていて。

皆で相談した結果、諦めてほっておこうという結論に(笑)

 

 

 

 

今考えてみると、動画撮影が一番なんの問題もなく、サクサクと終了したのでした。

 

レストラン「カナユニ」のオーナー誠さんはとても協力的で、撮影当日にみんなが到着するとどんどんテーブルを動かしたりマイクを繋いだりと手伝ってくださり。

 

妙子さんがビデオカメラを設置、めぐちゃんが私のスマホで撮影、音響のマイクを設置。

 

あとは私が曲の説明をすると、クジラさんが

「じゃ一回やってみる?」

と練習して、

「オッケー、じゃ動画撮るか!」

 

みたいに、あっという間に何回か撮影して出来ちゃったという感じでした。

 

「やっぱりみんなで演奏出来るの楽しいね〜」

 

なんて、皆ご機嫌で。

 

 

そもそも「アートにエールを!」という曲は慎重なデコさんの意見から生まれたものですよ。

 

 

それについてはまた次に!

 

東京都に応募しました 2

東京都のサイトでは、私達の動画は昨日の夜すでに⑩に移動しておりました。

 

めぐちゃんが、動画密林の中に埋もれてしまっているじゃないか〜と嘆いております。

 

そうならないようにするつもりができなかった。

いろいろあったの中の一つです。

 

 

なんだかやる気になった4月の終わり、まずデコさんに連絡。

「ダメ元で、東京都に応募してみませんか?クジラさんと直子さんも誘って、、、」

すると、

「クジラも、暇だしいいって言ってるよ!」

 

やったあ!

 

そして直子さんにもメールを。

「こんな状況の中、何が出来るか考えていたところ、喜んで参加させてください。」

と返信。

 

「よし!」

ということでやる気MAX。

妙子さんにカメラマンを頼み、言い出しっぺのめぐちゃんは私達の中で一番機械に詳しいから強制参加。

 

 

しかし、まず大変だったのは東京都に動画を送るとかいう前に個人でIDを取得するということでした。

 

デコさん達は

「それって代表者の愛ちゃんが取るわけね。」

と、、、

いやいや、みんながそれぞれ自分のスマホなりパソコンから取らなければなりません。

と、東京都が言っております。

 

 

ということで、忘れもしない5月15日。

 

その日まで、ことあるごとに5月15日5月15日と連呼しておりましたら、当日9時過ぎにメールするとすでに全員早起きしてくれてました。

 

10時に受付開始先着4000名様。

って何かの抽選か!みたいな条件に、みんな緊張気味。

 

「ここ見てればいいのかなぁ」

「書くこといっぱいあるよね〜」

「大丈夫かなぁ」

 

などとメールでやりとりしているうちに10時。

 

「わあ、どこどこどこ?」

「出たよ〜」

「えーアクセスできない〜」

 

と、めぐちゃんがLINEで

「ワハハ」

 

「なにっ?」

 

「サーバー落ちちゃってるじゃん。アクセス集中しすぎたんだよ。しばらく無理かもね」

 

「マジか、、、」

 

「一回寝ますのでアクセスできるようになったら教えて〜」とデコさん。

 

「はい、おやすみください」

 

そんなこんなであっという間にお昼過ぎ。

寝ようと思っても寝られない私は何度も何度もアクセスしているうちに

 

「あっ、出来た!」

 

 

「出来たよー」とみんなに連絡すると

 

「混雑して、アクセスできなくなったお詫びに受付人数制限せずに今日の18時までは全員受付けることになったようですね。」

二度寝後のデコさん。

 

良かったあ。

 

じゃ珍しく私が最初に出来たってわけね。フフ

とホッとして、鼻歌まじりにお皿を洗っていてたものの、ふとなんか嫌な感じが、、、

 

登録の時に何度も確かめたけど、最初の方にいくつもチェック項目があって、全部「はい」にチェック入れて最後だけ「いいえ」にしたよな。したよね、、、おかしくない?

 

その最後のチェック項目の質問というのは、

「・・・・・していないですよね?」

というもので、正解はしていないんだから

「はい」

でも、私はしていないんだから自信を持って

「いいえ」

にしちゃったよ〜

 

「私も出来たよー」

とLINEくれためぐちゃんに、

「ふえーん、大変なことしちゃった」

と事の経緯を送ると、

「確かに最後の質問、わかりにくかった。愛さん英語の頭になっちゃってたわけね」

「っていうか絶対まずいよね。そこではねられちゃうかも」

もう半泣き。

 

「一応電話した方がいいよ」

 

という事で、東京都の事務局へ電話。

 

 

「今、事務局てんてこまいなんです。間違えてしまったというメールを送って、さらに一応もう一回登録し直しておくと安心かも。

あっ、でも同じアドレスからだとはねられるみたいです。」

 

あー私みたいなことしでかして連絡してる人、結構いるわけね。

 

それどこじゃない、よしじゃあiPadから登録してやる。

と思ったものの私の持っているiPadは古いお下がりなので、Wi-Fi環境がなければメールが送れない(今はスマホiPadのアドレスも入っていてスマホからiPadのアドレスでメールできますが、その頃はそんなことも知らず)さらにWi-Fiも持っていないアナログな私。

 

洗い物をほったらかして、スマホiPadを持って近所のセブンイレブンへ。

 

5月15日は真夏日でした。

ジリジリ照りつける日差しの下、セブンイレブンの向かいのブロック塀をテーブルがわりにセブンイレブンのフリーWi-Fiを繋いで必死でiPadでまた一から登録をする私。

 

で、やっぱり何度も確認して、最初のチェック項目も全部「はい」にして、少し日焼けして帰って来ました。

 

その頃には全員が無事登録完了。

私のようなミスをする者はおらず、セブンイレブンの前の道端で登録し直したぜ、とめぐちゃんに報告すると、

 

「愛さん、かっけー!」

 

もう!カッケくないよ!

 

こんなドタバタはまだまだ序の口だということを、そしてさらなる試練が降りかかってくるとは、その時はまだ誰も知らずにいたのです。

(小説風にいうと)

東京都に応募しました

そして、なんとか合格しました。

 

今年4月の緊急事態宣言発令の頃、小池百合子都知事が発表した企画があります。

 

今もそんなこと知らない方も沢山いる中、テレビを持っていない私はたまたま車を運転している時、ナビのTVのニュースで見ました。

 

「東京都のプロのアーティスト救済のため、動画を募集します!出演料は10万円!」

と小池氏が声高らかにおっしゃっていました。

 

「ふーん。」

その程度に思った私です。

 

が、その少し後に最近悪友になったボーカルのめぐちゃんこと、藤野めぐみちゃんからLINEが届き、

 

「こんなのあるよ。応募してみたら?デコさん誘って」

と詳細の記事が送られてきて。

 

「いやあ、私なんてとてもとても、、、」

と答えていたのです。

 

が、なんだかダメ元でやってみるのも良いかな?音楽の仕事全てキャンセルですることないし、、、

 

で、今の東京都サイトのアップロードに至るまで.本当に本当に本当にいろんな事がありました。

 

とりあえず、よかったら見てみてください。

 

https://youtu.be/9bkNKV8zMDE

 

 

こちら東京都のサイトからの場合

https://cheerforart.jp/category/1?page=7

 

カテゴリー音楽の⑨にアップロードされています。

もしくは検索で「jazzで贈る」と入れていただけるとすぐに出てきます。

 

動画説明文を見てあれって思う方いらっしゃるでしょうか?

 

動画と違うじゃない⁉︎

 

そうそれ!

 

いろいろあった、うちの一つです。

 

 

今後どうするか検討中です。

 

そして、私達の超ドタバタ劇をこのブログで少しづつ書いて行こうかなあ。と、、、

 

今回アップロードされているアートにエールを!という曲にも作曲するにあたり、ちょっとした秘密とまでいかなくてもカラクリがあるんですよ。

 

気がついていただけたら、そして今後の推移も含め面白がっていただけたら嬉しいです。 

7月7日火曜日

東京倶楽部 目黒店で七夕ライブです。

 

田中真美子ちゃんと川名雅子ちゃんのダブルボーカルです。

 

彼女達ともずいぶん長いお付き合いになってきました。

本当に音楽が歌が好きでひたむきに頑張っている二人なので、応援したい気持ちがついつい厳しいことを言ってしまったり、、、

でも、いつもニコニコ受け止めてくれる二人と楽しい良い夜にしたい。

 

また、世の中少し不穏なな空気が、、、

皆さん、ぜひ来てくださいね!

と言いにくくなってしまいました。

 

真美ちゃんがいろいろ研究して動画配信もすることになりました。

いらっしゃれそうもない方、もしよろしかったらそちらの方でのご協力どうぞお願いいたします。

 

https://twitcasting.tv/c:mamiko_jazz/shopcart/13514

 

あれっ?

管楽器スペシャルゲストって内緒な感じなの?

私、あまりにも嬉しくてスケジュールにあげちゃってますけど?

大好きな素晴らしいサックス奏者❤️